人生で一度は行きたい!恩納村の超人気スポット青の洞窟ってどんなところ?
目次
恩納村について
恩納村(おんなそん)は、沖縄本島の中心部に位置する村で日本屈指のリゾート地です。観光リゾート地として成長した恩納村は珊瑚礁が有名で、その自然を次世代まで引き継げるようにと「サンゴの村宣言」を発表しているほど、自然が豊かです。
今回は、そんな恩納村の魅力やアクティビティをご紹介させていただきます。沖縄旅行を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
恩納村の魅力
九州・沖縄サミットが開催された際、アメリカとロシアの当時の大統領が宿泊したことで知られる恩納村。そんな恩納村の魅力とは、いったいどのようなものなのでしょうか。ここでは、恩納村の魅力をたっぷりご紹介いたします。
沖縄屈指の美しい海
まず、豊かな自然に囲まれた恩納村で特筆すべきは、やはり海です。どこまでも続くコバルトブルーの海と白い砂浜を、太陽が輝かしく照らしています。
恩納村の海には、珊瑚礁や熱帯魚が多く生息しており、多くのダイバーに人気の場所となっています。そのため、真栄田岬や青の洞窟など、様々なダイビングスポットを有しています。
加えて、恩納村の美しい海の見どころは、海中だけではなく海上にもあります。海岸が西側に面しているため、海に夕日が沈む姿を見ることができます。青い海が赤く染まっていく様は、まさに絶景です。
広大な自然に感動
青の洞窟や県民の森など、様々な自然が存在する恩納村。そのため、海に浜にサトウキビ畑と「沖縄といえば」というものが、すべてそろっています。
また、自然豊かな土地ではありますが、リゾート地として成長した関係上、生活に不便なところはなく、退屈するということはありません。例えば、県民の森などの公園やゴルフ場なども多くため、陸地で体を思いっきり動かしたいと思ったときも、目いっぱい遊ぶことができます。
超人気スポット青の洞窟
恩納村は西側には広い砂浜、青い海が広がっているため、大自然を堪能できます。そんな中で、特に有名な場所は“青の洞窟”です。
青の洞窟は、島屈指の人気スポットとなっています。また、青の洞窟はイタリアにあるのでは?と疑問に思った方もいらっしゃると思いますが、実は青の洞窟は日本にもあるのです。
ここでは、恩納村へのアクセスや青の洞窟について、ご紹介いたします。
那覇空港から恩納村までの行き方
那覇空港から恩納村間にシャトルバスが出ているため、沖縄空港に着いたら、すぐにバスで恩納村へ行くことができます。また、最近はバスの本数も多くなっているので、行き来がしやすくなっています。ただし、恩納村にはバス停が多く存在しているため、どのあたりで降りると目的地に近いのか、事前に調べておくことをおすすめします。
恩納村の歴史について
現在は、日本屈指のリゾート地として知られている恩納村ですが、その歴史はどのようなものなのでしょうか?
恩納村が誕生したのは1908年。もともとは1673年に金武間切から4村、読谷山間切から8村をそれぞれ分離し、合計12の村をまとめて恩納間切となったのが始まりです。
間切とは、沖縄および奄美群島における行政区分のひとつで、今では使われていません。その間切とう区分が廃止された1908年に、沖縄県島嶼町村制施行により間切から村へ移管し晴れて“恩納村”が誕生しました。
1975年に海洋博覧会開催を切っ掛けに道路整備が進み、その後現在のようなリゾート地へと発展しました。恩納村には「恩納村博物館」があるので、博物館を訪れると現地で歴史を感じることもできます。そこでは恩納村の歴史だけではなく、新情報や豊富な資料を見ることができます。
青の洞窟ってどんなところ
地元では「クマヤーガマ」と呼ばれている青の洞窟。中に光源があるわけじゃないのに、どうして洞窟の中が青く輝いているの?と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。その理由は、太陽光が海底の石灰質で反射したものが、洞窟内で輝いているからです。
太陽光の色は、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7色で構成されています。その7色で構成される太陽光のうち青の波動は水に吸収されにくく、他のものは溶けやすくなっています。そのため、海底にある石灰質で太陽光が反射して再び海面を通過する頃には、青以外の色は無くなり、鮮やかな青が洞窟内を照らすのです。
つまり、洞窟内の青い光は太陽の光ということになります。また、海底にある石灰質は、珊瑚に由来しています。珊瑚がきれいな恩納村だからこそ、このような青の洞窟が存在するのですね。
青の洞窟までのアクセス
恩納村真栄田岬にある青の洞窟は、前兼久漁港から船に乗っていくことができます。
ここでは、詳しいアクセス方法をご案内いたします。
那覇空港から
那覇空港から青の洞窟へ行くには、レンタカーや公共交通機関を利用します。
那覇空港から直接バスで向かうのであれば「120番名護西空港線(牧志経由) 名護バスターミナル行き」に乗り込むとよいでしょう。その際には「那覇空港国内線ターミナル」から乗り「久良波」で降りましょう。そこからは、徒歩で青の洞窟へ向かうことができます。また、レンタカーを使う際は国道58号線を通っていくと、約一時間ほどで行くことができます。
真栄田岬には有料駐車場があるので、車の場合は車をそこへ停めましょう。
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恩納村から
青の洞窟は、恩納村の真栄田岬にあります。車で行く場合は恩納村の下の方にあるので、国道58号線を西に進み、山田交差点を右折して県道6号線へ入り道なりに進むと到着します。真栄田岬に有料駐車場があるので、そこに車を停めましょう。
バスで行く場合は、久良波というバス停で降りて、徒歩13分で海を右手にして歩くと到着します。また、真栄田岬に到着してから青の洞窟へ行く際は、ボートで向かうか、階段を下りて泳ぐと到着します。
青の洞窟の魅力
青の洞窟の魅力とは、一体どのようなものなのでしょうか。
青の洞窟で体験することのできる多種多様な魅力を、ご紹介いたします。
神秘的な青い景色
自然の光の青色だけが輝く洞窟内。本来は暗いはずの洞窟内が、青く神秘的な揺らぎをもって輝く様はとても幻想的です。
先にも述べた通り、この光は太陽光に由来したもの。本来感じ取ることができない青色の光をしっかりと可視化できるので、とても不思議な世界が広がっています。
季節や時間帯で異なる美しさを堪能できる
青の洞窟の輝きは、太陽光の量によってその具合を変えます。また、海水の環境によって様々な色合いを見せてくれます。
一日での大まかな違いは、午前中ではエメラルドグリーン、午後はブルー、夕方になると濃いブルー。このように、“青”の洞窟と言っても、一日でかなりの違いがあるのです。太陽光の量によって色が変化するので、曇りや雨の日は楽しめないのではないかと思うかもしれませんが、太陽光は天気が悪い日でも届きます。その際の太陽光は少ないため、洞窟内が濃い青色に照らされます。また、太陽光だけでなく海水量でも光り方が変わるため、何回訪れても楽しめるといえるでしょう。
沖縄屈指の海でマリンアクティビティを楽しめる
南国の島、沖縄の海。
一年中いつでも海のアクティビティを楽しむことができます。
青の洞窟で楽しめるアクティビティ
青の洞窟では、特にマリンアクティビティが禁止されているわけではないため、さまざまなアクティビティが楽しめます。ここからは、青の洞窟で楽しめるおすすめのアクティビティをご紹介します。
シュノーケリング
シュノーケリングは、ライセンスがいらず深く潜らないため、初心者でも気軽に海の中を楽しめるマリンアクティビティです。
クマヤーガマと呼ばれ、台風の時の避難所となっていた青の洞窟では、波が高い日でも洞窟内では波を感じない場合が多いです。また、青の洞窟へシュノーケリングに行く際は、ビーチを歩くか、ボートで行くか選べるので、お好きな方を選びましょう。
ビーチを歩く場合は、浅瀬のところで練習ができるので初心者でも安心。ボートで行く場合は、機材などをボートに乗せていけるため、体力が温存できます。
青の洞窟で、思いっきり遊びたい人には、ボートがおすすめです。加えて、青く輝く洞窟内、海を覗けば珊瑚礁に熱帯魚を楽しむことができます。
ぜひ、海底から照らされる不思議な感覚や、海の中に潜れば海底まで見渡せる絶景に、心満たされてみてはいかがでしょうか。
ダイビング
体験ダイビングであれば、ライセンスなしでも海中を楽しむことができます。また、ツアーの際は専属インストラクターが付き、きちんとレクチャーしてくれるので、初心者で泳ぎが苦手という人でも楽しめるのです。
海中では熱帯魚と戯れ、海面では青く輝く洞窟を見ることができます。海中から顔を出せば、薄暗いけれど幻想的な青に照らされる洞窟を目にすることができるでしょう。
カヌー・カヤック
カヌーやカヤックのみでは青の洞窟内に入ることができないので、シュノーケリングやダイビングとセットになっています。しかし、青の洞窟へ行くまではカヌーやカヤックを使うため、カヌーの上で大自然を堪能することができるでしょう。
また、青の洞窟へ着く間にある、断崖絶壁は大迫力です。迫ってくる岩肌を、まじかで見ることができます。
お子様連れの方も一緒に乗り込めるカヌーやカヤックであれば、家族みんなで楽しむこともできます。青の洞窟に到着するまではカヤックやカヌーを満喫して、洞窟内では幻想的な世界を堪能してください!
青の洞窟のおすすめツアー3選
今回は、青の洞窟へ行けるおすすめのツアーを三つほどご紹介します。
ボートで行く青の洞窟シュノーケル
青の洞窟までボートで行けるので、体力を使わずに過ごせ、洞窟内で思う存分遊ぶことができます。
ボートに乗って青の洞窟近くまで行き、洞窟内では熱帯魚の餌付け体験、シュノーケル、記念撮影など、いろいろな経験ができるので、とってもおすすめです!青の洞窟内の神秘的な青さに魅了されるもよし、海中で熱帯魚たちとまじかで戯れるものよし。そのうえ、きちんとトレーニングを重ねたスタッフが付いてきてくれるので、初心者やお子様連れの方でも、気兼ねなく楽しむことができます。
初心者大歓迎!青の洞窟シュノーケルコース
一人から参加できるシュノーケリングです。浅瀬でしっかり練習できるようなプランを組んでくれるので、初心者でも気軽に参加でき、泳げない方もスタッフが補助してくれるので、安心して洞窟内を楽しむことができます。
洞窟内では、青色に輝く世界を楽しむだけではなく、近くに寄ってくる熱帯魚にエサをやったり、水中での写真撮影をしたりと、いろいろな体験をすることができるでしょう。
加えて洞窟内で撮影した水中写真ももらえるので、とてもいい記念になります。
青の洞窟体験ダイビング
ライセンス不要で、ダイビングを体験できます!ウエットスーツからタオルまでレンタルできるので、濡れてもよい下着か水着をもっていくだけで、ダイビング体験が可能です。
ダイビングはシュノーケルよりも深くに潜ることができ、息継ぎの心配もいらないため、長時間海の中を楽しむことができます。ダイビングは、初心者でも大丈夫か心配な方もいらっしゃると思いますが、本コースではベテランインストラクターによる丁寧な説明と練習を実施するため、ご安心ください。
また、海中を潜るだけではなく、熱帯魚に餌やりすることも可能です。専属のカメラマンが、ベストショットを写真に収めてくれるため、一生の思い出になること間違いなしです!
まとめ
今回は、恩納村の青の洞窟についてご紹介しました。
実は日本にもあった、青の洞窟。海底から照らされる青色が幻想的な空間は、見たものを魅了します。
沖縄に旅行する際、いろいろな南国の食べ物に舌鼓を打ち、浜辺で遊び、海で泳ぐという楽しみ方も良いですが、非日常感満載の青の洞窟を訪れてみるのもおすすめです!
恩納村で青く輝く岩肌に魅了され、熱帯魚や珊瑚という大自然に囲まれてみませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました。