沖縄本島でウミガメと一緒に泳ごう!高確率で会えるウミガメの種類やスポットを紹介
目次
沖縄本島でウミガメを見るには?
ウミガメはとても繊細な生き物で、美しい海や砂浜にしか姿を現しません。
沖縄本島の海はその条件を満たしており、ウミガメが産卵に訪れる場所として知られており、ウミガメを見るために沖縄を訪れる方も少なくありません!
この記事では、沖縄本島でウミガメに出会える確率の高い種類やスポットを詳しくご紹介します。
ウミガメが見られる時期
一般的に、沖縄でウミガメを見る確率が高いのは、5~8月の梅雨から夏の時期です。
この時期はウミガメが産卵のために浅瀬にやってくるからです。
産卵シーズン以外でも岩場の近くに出没することがあります。
ビーチでもたまたまウミガメを見かけることがあるので、注意深く観察してみましょう。
沖縄本島で見られるウミガメの種類
2021年現在、世界中に現存が確認されているウミガメは7種類とされています。
そのうち、沖縄本島で会える可能性があるのは『アオウミガメ』『アカウミガメ』『タイマイ』の3種類。それぞれの生態や特徴について見ていきましょう!
アオウミガメ
アオウミガメは、亜熱帯気候の地域で姿を見ることができるウミガメです。 ディズニー映画に出てくる人気キャラクター『クラッシュ』は、このアオウミガメがモデルになっています。
体長が最大150cm、体重が最大で320㎏もあるため、ウミガメの中でも最大の部類!
沖縄の他、小笠原諸島や伊豆諸島において姿が見られ、6月~9月(夏季)に産卵で陸へと近づきます。
産卵時には80~150個ほどの卵を砂地に産みますが、大人になるまでの生存率は5000分の1ともいわれます。
◆甲羅はツルツル
◆比較的温厚な性格
◆主にインド洋、大西洋、太平洋に生息
◆絶滅危惧種
アカウミガメ
アオウミガメと並んでメジャーな種であるアカウミガメ。体長が約90cm、体重が約115kgとアオウミガメと比較すると、若干小ぶりなサイズが特徴です。
名前の通り体全体が赤みがかっています。
◆大西洋、太平洋、インド洋、地中海に生息
◆最大100センチまで成長
◆絶滅危惧種
タイマイ
タイマイの特徴は鳥のクチバシのように尖った口元です。英語名である「Hawksbill(タカのクチバシ)」は、その特徴をはっきりと現したものとなっています。
タイマイも絶滅危惧種にも指定されており、その姿は稀少なものであると言えるでしょう。
◆太平洋・インド洋・大西洋の熱帯の海洋に生息
◆甲羅の縁はギザギザ
◆絶滅危惧種
ウミガメに高確率で会えるスポット紹介
ウミガメに高確率で会えるスポットを紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
恩納村・万座エリア
恩納村・万座エリアでは、アオウミガメに高確率で会う事が出来ます。
ここは本島でも屈指のリゾート地帯で、美しい浜辺がいくつも連なっているエリアです。
シュノーケリングよりダイビングの方が遭遇率は高いです!
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渡嘉敷島(とかしきじま)
沖縄県座間味諸島にある渡嘉敷島(とかしきじま)。この島を代表する2大ビーチと言えば、『阿波連ビーチ』と『とかしくビーチ』です。
特にお昼頃には、ウミガメたちが浅瀬へ海草を食べに集まってきます。デリケートな生き物ですので脅かさないようにしましょう!
座間味島
座間味島の中でもウミガメと遭遇率の高いビーチが『阿真ビーチ』です。海底の岩場でウミガメたちが藻を食べている姿を見かけることができます。
ここの魅力は、親子や群れになって食事をしているウミガメを見られる頻度が高いところ。ほのぼのと心が温まる光景を、目にすることができますよ♪
阿嘉島(あかじま)
最後に紹介するのは阿嘉島です。特に『阿嘉ビーチ』は、ウミガメとの遭遇率はご紹介した中でも随一と言えるかもしれません。
海中には豊かなサンゴで満たされた美景が広がっており、その美しさから「世界が恋する海」と呼ばれています。
ウミガメを鑑賞する際の注意点
ウミガメは極めてデリケートな生き物であり、絶滅危惧種に指定されています。
そのため、見かけても触れたり近づきすぎたりすることは避けましょう。
近づきすぎるとウミガメにストレスを与えてしまう可能性があります!
まとめ
今回は、ウミガメの生態や沖縄本島を中心としたウミガメと会えるスポットについて紹介しました!
ご紹介した場所へは個人で行くのではなく、ツアーに参加してベテランガイドの指示のもと、安全にウミガメと泳ぐことをおすすめします!
当日の海況を見て遭遇率の高いスポットへ案内してくれたり、水中カメラで一緒に写真を撮ってくれたり、充実すること間違いなしです♪
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