
レンタカーを使って快適な旅を楽しもう!沖縄・恩納村のレンタカー事情
目次
沖縄のレンタカー事情
この記事をご覧の皆さまは、沖縄へ観光に行かれたことはあるでしょうか。
沖縄本島にはバスなどの公共交通機関も通っていますが、観光する場合に最も多く利用される手段は、実はレンタカーです。
沖縄本島は島と言っても大変広く、1200平方kmの面積を誇り、島の全域に観光スポットが散らばっています。
加えて言えば、全国屈指の観光地である沖縄本島は、観光ハイシーズンである夏場になると多くの観光客であちこちが混雑してしまうという難点が。
公共交通機関は混み合いますし、全ての移動をタクシーで賄うのは費用が嵩むのに加え、探したり呼んだりといった労力を考えれば現実的とは言えません。
そこで、利便性の高い主な移動手段として挙げられるのが、自分のペースで好きなように移動できるレンタカーです。
今回取り上げさせていただくのは、沖縄本島の中心部に位置する島内屈指のリゾート地、恩納村を拠点に据えた沖縄観光。
沖縄旅行におけるレンタカーの有用性と、巡っていただきたい人気スポットなどをご紹介させていただこうと思います。
レンタカーを使用するメリット
では、改めてレンタカー旅行のメリットを見ていきましょう。
他の土地を観光するときにもレンタカーは便利ですが、沖縄においては特に大きな利点が多数あります。
快適な旅になる
沖縄の大きな特徴の一つが、その温暖な気候です。
沖縄本島は、本土最南端の鹿児島県からさらに700km以上南下したあたりに位置していますから、本土とは異なる亜熱帯気候となっています。
一年間を通して暖かい温度が保たれており、冬場であっても日によっては最高気温が20℃に達するほどの暖かさは大きな魅力です。
ただ、亜熱帯気候であることのデメリットとして、湿度も高く降水量が多いということが挙げられます。
年間降水量は2000mlにも及び、旅行中にスコールのような突然の強い雨が降ることも。
移動中に雨に降られてしまえば、バスやタクシーの乗り継ぎは非常に大変ですし、傘を手荷物として持ち歩くのも一苦労です。
ですが、レンタカーを利用すれば、その負担が大幅に軽減されます。
雨に見舞われても、車であれば観光スポットの最寄りの駐車場まで行くことができますし、車内に傘を積んでおけば、突然の雨に困ることもありません。
さらに嬉しいのが、夏場の暑さに悩まされずに済むという点。
沖縄旅行に行くなら暑くて当たり前と思われるかもしれませんが、沖縄の日光は想像以上に強烈で、気温以上の疲労を感じることも少なくありません。
観光スポット巡りの合間に冷房の利いた車内で休めるというのは、想像以上に嬉しく便利なものです。
たくさんの観光スポットをまわれる
全国に観光地とされる場所は多数ありますが、沖縄本島はその中でも特に自然を楽しむスポットが多い島です。
また、沖縄本島は東北から南西へと細長く伸びた形の島なため、面積から考える以上に移動距離が長いという特徴があります。
例えば最北端の辺戸岬から最南端の喜屋武岬までは135km以上の距離が離れており、車以外で移動しようとすると、非常に大変です。
特に美しく青い海でのアクティビティを体験しようと考えた場合、島内各地に点在するアクティビティスポットを巡ってそのロケーションを楽しみたくなることもあるでしょう。
そういった場合も移動しやすいレンタカーであれば、広範囲を巡ってさまざまなスポットを味わうことができるのです。
また沖縄は島ですので、他県からの往来にはほとんどの場合、飛行機を利用しなければなりません。
帰路も飛行機を利用するため、バスなどを移動に利用する際は時間が気になって最終日の予定が組みにくいということもあるでしょう。
しかし、個人で自由に利用できるレンタカーを使えば、時間の制約を気にする必要がなくなります。
自由にスケジュールをたてられる
沖縄観光でアクティビティなどのツアーを参加する際には、飛び込みではなく、事前予約を利用するケースも多くなってきます。
予約時間があるときには、重ねて時間の制約がある公共交通機関を利用すると、つい気が急きがちですが、その点においてもレンタカーは余裕を持って観光を楽しめるでしょう。
午前中に早めの時間帯からのアクティビティを楽しみ、ネットや観光ガイドで調べた人気の店へ移動して沖縄グルメに舌鼓を打ち、午後からもう一つアクティビティに参加する、とそんな盛りだくさんの旅行日程を組むことも、レンタカーをしっかりと利用すれば可能となるのです。
とにかく、見所が盛りだくさんの沖縄本島を思う存分エンジョイするためにも、免許をお持ちの方は、ぜひ積極的にレンタカーを利用していきましょう。
沖縄で利用できるレンタカー店
冒頭でも軽く触れさせていただきましたが、西海岸に面していてロケーションの良い恩納村には、リゾートホテルなど宿泊施設も並んでおり、観光の拠点として最適な土地です。
そこで、恩納村に複数あるレンタカー業者の中から、サービスが整っていて利用しやすい業者をピックアップさせていただきました。
スカイレンタカー
スカイレンタカー は北海道、東北、関東、北陸、関西、中国、四国、九州、沖縄の空港や駅、観光に便利な市街地に展開しています。
旅先の出発口として最高のおもてなしでお客様をお迎えしています
住所は、沖縄県那覇市具志1-23-8。
那覇空港への送迎(無料)も承っております。
空港到着後、到着ロビーから外に出ていただき横断歩道を渡ると「レンタカー空港送迎バス乗り場」がございます。
11-Bの案内板近くに スカイレンタカーの係員がスカイレンタカー のマークが入ったボードを持ってお待ちしております。
大手ならではの充実したプランが特徴ですので、ご都合に合わせて安心して利用することができるでしょう。
ニッポンレンタカー恩納
同じく大手レンタカー業者、ニッポンレンタカーも恩納村に店を構えています。
住所は、沖縄県国頭郡恩納村恩納5450-1。
恩納村役場を目印に、そこから国道58号線に沿って南方向へと500mほどの位置にお店があります。
営業時間は、午前8時から午後5時まで。
こちらも大手だけあって、充実した車種とプランの中から安心して車を借りることができます。
オリックスレンタカーとは両社のサイトなどを見比べ、借りられる車の種類や宿との距離などを比較してみると良いかもしれません。
しまんちゅレンタカー
もう一つご紹介させていただくのは、地元のレンタカー業者である、しまんちゅレンタカーです。
住所は、沖縄県恩納村名嘉真2288-162。
営業時間は、午前8時から午後8時まで。
全国に展開している大手ではありませんが、若干安く車を借りることができる点と、大手の2社よりも営業時間が長いですから、車の返却時の時間に余裕があるという点が魅力です。
こちらも上記2社と比較しつつ、宿との距離なども考慮して、レンタル先を判断するのがオススメです。
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車でいける人気観光スポット
それでは、レンタカーを利用して訪れていただきたい沖縄本島の人気観光スポットをご紹介させていただきます。
恩納村に近いスポットも多いため、ぜひ上手くスケジュールに組み込んでコンパクトに効率の良い旅行を目指しましょう。
青の洞窟
まず沖縄本島随一の観光スポットとして名前が挙がるのは、恩納村にある真栄田岬(まえだみさき)と隣接している青の洞窟です。
青の洞窟は、洞窟の中へと海水が侵蝕しているのが特徴の海蝕洞。
洞窟内まで入り込んだ水に外からの陽光が反射し、反射の角度や光の波長などの条件が噛み合うことによって、陽光に含まれる青い光が強調されます。
その光が海面を青く輝かせ、さらには洞窟全体へと青い光を拡散することによって「青の洞窟」と呼ばれる観光名所が生まれているのです。
青の洞窟と呼ばれる洞窟は、世界や日本の各地にいくつか存在していますが、この恩納村のものはその中でも屈指の人気を誇っています。
その理由は、アクセス性の良さと、それに伴うアクティビティなどが充実していること。
すぐ傍らにある真栄田岬も観光名所ですから、広い駐車場や売店、トイレ、シャワーや着替えのできるロッカーなどが揃っています。
アクティビティ用具の貸し出しも行われており、青の洞窟は自然に生み出されたスポットでありながら、シュノーケリングなどのアクティビティを楽しむことができてしまうのです。
本島の中でも指折りの人気スポットであり、ロケーションも世界級の美しさ。
沖縄本島観光をするなら、ぜひ訪れてみましょう!

万座毛
青の洞窟に続いてご紹介させていただく景観スポットは、こちらも恩納村にある万座毛(まんざもう)と呼ばれる崖です。
どこかユーモラスな響きに感じるかもしれませんが、この名前、実は大変由緒正しいもの。
かつての琉球の王様が口にした、「万人が座するに足る毛」という景観への誉め言葉に端を発していて、この言葉は「万人を座らせるのに十分な野原だ」といった意味なのです。
つまり、この場所の広さと景観を手放しで称賛したということであり、万座毛の美しさの証明と言えますね。
さて、崖と言われるとついサスペンスの舞台のような殺風景な景観を想像される方も多いかもしれませんが、万座毛の崖の上は芝生とさまざまな植物が自生する公園です。
南国の自然を眺めながらのびのびとできる環境であり、さらに駐車場もあることから、レンタカーで訪れるのにも最適なスポットと言えるでしょう。
およそ20mの高さの崖から見渡す東シナ海は、まさに絶景。
季節や天候によって、青と緑の宝石のような色味を行き交う海は感動的な美しさで、フォトジェニックさにおいても本島随一のスポットとなっています。
ビーチ51
沖縄を訪れたのなら、浜辺にも足を運んでおきたいですよね。
海が最も大きな観光資源である沖縄本島には、美しく整備されていて観光しやすい人工ビーチがたくさんあるのですが、ここでご紹介するビーチ51は天然ビーチです。
この浜辺の特徴は、遠浅で穏やかな環境。
一般的に、天然ビーチは整備が行き届いておらず、遊ぶ際のリスクが高いケースもあるのですが、ここは波も高くないため、お子様連れでの海水浴などに適しています。
海中が美しいことからシュノーケリングスポットとしても人気が高く、さらには環境の良さから時期によってはウミガメが産卵に訪れることも。
引き潮の時間帯には浅瀬を歩くこともでき、浅瀬には可愛らしい海の生き物たちの姿を見ることもできますよ。
ここは琉球王国が舞台のBS時代劇「テンペスト」でロケ地になった場所としても知られており、古き良き琉球のムードをそこはかとなく感じることができるでしょう。
この浜辺も場所が真栄田岬の付近ですのでアクセス性が良く、青の洞窟と併せて訪れるのもオススメですよ。
琉球村
続いては、沖縄旅情をフルに味わえるテーマパーク、琉球村をご紹介させていただきます。
琉球村は沖縄の歴史や文化、風土にまつわるさまざまなものを集結させたテーマパークであり、丸一日ここで楽しめるほどの魅力ある施設です。
かつての琉球の街並みをうかがい知れる赤瓦を用いた古民家から聞こえてくるのは三線の音色。
国の有形登録文化財として登録されている家屋も多数存在しています。
村内にある沖縄の駅ちゃんぷるーというドーム型の施設では、琉球ならではの工芸を体験することができたり、沖縄グルメを楽しめたりと見所が多数。
お土産屋もお菓子から工芸品、地産の泡盛までバリエーション豊かに充実しており、よりどりみどりのラインナップに迷ってしまうこと請け合いです。
また、ドラマのロケ地として使用された場所も多く、フォトスポットも充実しているため思い出作りにも最適ですよ。
駐車場が無料なのもレンタカー旅行には嬉しいポイント。
一ヵ所でたくさんの沖縄旅情を味わいたければ、ぜひ琉球村へと足を運びましょう!
残波岬
最後にご紹介させていただくのは、沖縄本島最西端にある残波岬。
残波岬の地形はおよそ30mの高さを誇る断崖絶壁となっており、さらにその光景が2㎞ほどに渡って連なっています。
海岸国定公園としても指定を受けており、沖縄本島の景観の中でも屈指の勇壮さを誇るスポットです。
ゴツゴツとした絶壁は寄る波を強く砕けさせ、白波がぱっと散る劇的な光景と出会うことができます。
岬の先にある純白の灯台も美しく、青空と白い塔のコントラストは抜群のロケーションです。
また、ここの大きな価値は本島の最西端というその立地にもあります。
夕方に訪れれば本島で最も遅く、最も鮮やかなサンセットを眺めることができるでしょう。
駐車場も無料ですので、レンタカーをご利用の際はぜひ夕暮れ時に足を延ばしてみてください!
計画的なスケジュールでアクティビティを楽しもう!
さて、旅行でレンタカーを利用する際に重要なのが旅行スケジュールを事前にしっかりと組んでおくことです。
特に旅行シーズンの夏場において沖縄本島はかなりの混雑を見せ、宿泊施設やアクティビティなどさまざまな場面で予約を取ろうとしたら満員だったというケースが多々あります。
レンタカーも例外ではありません。
沖縄本島は大きな島で都市も大きいため、レンタカー屋の数自体はたくさんあるのですが、レンタカー屋は返却時の手間を考えれば立地も重視したいところ。
そう考えるのは誰もが同じで、やはり好シーズンとなると立地の良いレンタカー屋から予約が埋まってしまいがちです。
そうならないためにも、旅行プランは早めに組み立ててしっかりと予約を押さえておくのがおすすめですよ。
恩納村でおすすめのツアー3選
拠点としてご紹介した恩納村で参加できるツアーを3つピックアップ致しました。
ぜひ旅行の際の参考にしてみてください。
ガイド独占!完全貸切!SUPコース
SUPはサーフボードやSUP専用ボードに乗って海面に立ち、パドルで海を漕ぎ進めていくアクティビティで、そのフォトジェニックさから近年人気が急上昇しています。
アクティビティツアーは他の観光客グループに気を遣わなければならないケースも多いのですが、このツアーは2、3人に対して専属のガイドが1人付いてくれるのが嬉しいところ。
少人数ですのでゆったりとSUPの指導を受けることができ、無料の写真撮影サービスもセットになっているため大満足できること間違いないでしょう。
初心者大歓迎!青の洞窟シュノーケルコース
上でご紹介させていただいた青の洞窟でのシュノーケリング体験を、安心安全の環境下で楽しむことができるのがこちらのツアープラン。
青い自然光に満たされた洞窟内のロケーションは素晴らしいもので、それに加えて水深が浅く足場が安定している水辺がある点も大きなメリットです。
足が付くところから徐々に練習して慣らしていくことができますので、幼いお子様からお年寄りまで幅広く楽しめるのが魅力のツアーとなっています。
青の洞窟体験ダイビング
恩納村で楽しめるさまざまなマリンアクティビティのうち、最も長く深く海中のロケーションを楽しめるのはダイビングです。
ダイビングは酸素タンクやレギュレーターなどの専用の装備を身に着けて潜水を行うものであり、通常はライセンスがなければ行うことができません。
しかしこのツアーでは有資格のインストラクターがグループに同伴してくれることで、体験ダイビングを行うことが可能となっています。
青の洞窟の海中の景観は極めて美しく、きっと沖縄旅行の最高の思い出となってくれることでしょう。

まとめ
沖縄のレンタカー旅行についてご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。
広大な沖縄本島をフルに楽しむためには、可能であればレンタカーをうまく利用していきたいところです。
特に長い旅行日程の場合は、タクシーやバスを利用するよりも移動費を安く抑えることができ、その分を食費や遊興費などに回して、充実した旅行を楽しみましょう!