沖縄のフグ完全ガイド！人気のふぐ料理店・生息するフグの種類を徹底紹介
目次
沖縄のフグは魅力がいっぱい！
沖縄の海には、透明度の高いサンゴ礁と温暖な海流が育む多種多様なフグが生息しています。
また、沖縄では冬を中心にフグ料理を提供する専門店もあり、てっさや唐揚げ、鍋など本格的なフグ料理が楽しめます♪
この記事では、沖縄で出会えるフグの種類や注意点、そして現地で味わえる絶品ふぐ料理まで徹底紹介します。
◆フグ釣りの注意点を知りたい方
◆沖縄で美味しいふぐ料理店を探している方
◆沖縄ならではの海鮮グルメを食べ比べしたい方
沖縄で出会える
おもなフグの種類
沖縄の海には、カラフルで個性的なフグがたくさん暮らしています。シュノーケリングやダイビングで見かけることも♪
サンゴ礁の陰から顔をのぞかせたり、のんびりと水中を漂ったり、その姿はどこかユーモラスで、癒される存在です。
ここでは、沖縄の海でよく見られる代表的なフグたちを紹介します☆
オキナワフグ
オキナワフグは、その名の通り、沖縄を代表するフグ。
灰色がかった体に白い斑点があり、ゆったりと泳ぐ姿が印象的です♪
浅瀬や汽水域で見られ、地元の人にも親しまれています。ただし、体に毒を持っているため、観察は見るだけが基本です。
ゴマフキンチャクフグ
体中に細かなゴマ模様がある小型のフグ。
サンゴ礁のまわりを軽やかに泳ぎ、ダイバーにとっては人気の被写体です。
大きな目と愛らしい表情が特徴で、近づいても逃げない人懐っこい一面もあります☆
ハリセンボン
沖縄では「アバサー」と呼ばれる有名なフグ。危険を感じると丸くふくらみ、全身のトゲを立てて身を守ります。
沖縄を代表するフグの仲間で「アバサー汁」など郷土料理にも利用されます。
クサフグ
浅瀬や砂地で見られる身近なフグ。砂に潜ってじっとしている姿を見かけることもあります♪
体色が淡く、海の中では少し見つけにくい種類です。
かわいらしい見た目とは裏腹に、毒を持つため触らないようにしましょう。
シボリキンチャクフグ
茶色がかった体に、白色や緑色の小斑模様が入った美しい小型種。
サンゴの陰や岩のすき間に隠れていることが多く、近づくとひょっこり顔を出す姿が印象的です。
カラフルな体色が南国の海によく映え、写真映えするフグとして人気です。
サザナミフグ
大きな体に波のような模様を持つフグ。
岩場やサンゴ礁の上をゆったりと泳ぐ姿は堂々としていて、まるで海の王様のよう☆
ダイビング中に見られることもありますが、毒を持っているため触らないようにしましょう。
モンキキンチャクフグ
体に青い斑点があるのが特徴で、まるでお面をかぶったようなユニークな見た目。
サンゴ礁の浅場で活発に泳ぐ姿がかわいらしく、小さな体でも存在感は抜群です。
観察にも撮影にもおすすめの人気種です☆
海でフグに出会ったときの
注意点
沖縄の海ではハリセンボンやクサフグなど、さまざまなフグに出会うことがあります。
見た目は可愛らしいですが、毒を持ち、触ると危険な種類も少なくありません。
シュノーケリングやマリンスポーツ中に安全に観察するために、以下のポイントを必ず守りましょう。
・勝手に餌を与えない
・夜間の海では特に注意
・追いかけたり驚かせない
沖縄で釣れるフグと
注意点
沖縄の釣りスポットでは、磯や港、砂浜など場所を問わずフグが釣れることがあります。
特に冬から春にかけてはフグが活発に動き、初心者でも思わぬ大物がかかることも。
しかし、フグは毒性が不明な種類が多く、安易に持ち帰るのは危険です。
釣りでよくかかる
危険なフグ
沖縄で釣れるフグの中には、「オキナワフグ」「クサフグ」「モヨウフグ」など毒性を持つ種類が多く含まれます。
特にモヨウフグなど大型のフグは毒性が強く、素人が判断するのは困難です。
また、外見の似た種類が多いため、釣れたフグの同定に自信がない場合は必ずリリースすることがおすすめです。
食べてはいけない
フグの種類
フグは種類によって毒の有無や部位が異なり、素人判断での調理は絶対に禁止されています。
特に南方系のフグは、身にも強い毒を持つことが多いため、沖縄県内でもプロの免許を持つ調理師のみが扱うことを許可されています。
釣ったフグを「せっかくだから」と持ち帰るのは危険なのでやめておきましょう。
安全に楽しむための
フグ釣りマナー
沖縄でフグ釣りを楽しむ際は、毒の危険性を理解し、釣り場のルールを守ることが最優先です。
釣り上げたフグは素手で触らず、専用の道具を使って安全にリリース◎
また、食べることを前提とした釣りは避け、あくまでキャッチ＆リリースを基本とするのが安全な楽しみ方です。
↓沖縄の釣りについて知りたい方こちら↓
沖縄で楽しむふぐ料理の魅力
沖縄の海で育つフグは、種類が豊富で、料理としてもさまざまな楽しみ方があります。
家庭の食卓に登場することもあり、地元の人々にとっては昔から親しまれてきた海の味覚です。
ここでは、観光客にも人気の定番メニューと、沖縄ならではの郷土料理を紹介します。
定番メニュー！
ふぐ刺しや唐揚げ
沖縄のふぐ料理店では、薄く引いたてっさ、香ばしい唐揚げ、旨味を凝縮したふぐ鍋など多彩なメニューが提供されています。
てっさは淡泊ながら上品な味わいで、ポン酢や薬味との相性が抜群！
唐揚げはサクサクの衣とジューシーな身が特徴で、観光客の人気が高い一品です◎
沖縄の郷土料理
アバサー汁
沖縄でふぐ料理といえば、やはり「アバサー汁」！
「アバサー」とは、ハリセンボンの沖縄方言名。全身のトゲが特徴のフグですが、身は意外にもやわらかく、上品な旨みがあります。
アバサー汁は、ハリセンボンを使って煮込む郷土料理で、だしの深いコクと独特の風味が魅力です♪
沖縄で人気のふぐ料理店
沖縄には、本格的なフグ料理を提供する人気店が多数あります。
それぞれの店でトラフグ、ハリセンボン、アバサー料理など個性豊かなメニューが楽しめます。
割烹酒場 ふく乃屋
沖縄で本格的なフグ料理を味わうなら、「割烹酒場 ふく乃屋」がおすすめです。
地元の新鮮な食材を使いながら、職人技が光るフグ料理を堪能できます。看板メニューは、活〆のとらふぐを使った刺身やてっちり鍋！
薄く引かれた刺身は透けるように美しく、上品な旨みが口の中に広がります♪
アクセス：那覇空港から車で約1時間
琉球すっぽん・泳ぎとらふぐ懐石 福飯
とらふぐとすっぽんを両方味わえるコース料理を提供するお店。
那覇店では「泳ぎとらふぐ懐石」など10品以上のコースがあり、ふぐの繊細な風味を堪能できます。
すっぽん料理も同時に楽しみたい方に特におすすめ◎
沖縄県那覇市東町17-11 東ふくろう館1F
アクセス：那覇空港から車で約10分
旬鮮料理 新
「旬鮮料理 新」は、落ち着いた雰囲気で旬の味覚や上質な和食を楽しめる人気店です。
料理は、旬の魚介や沖縄食材を使った創作和食が中心。なかでも人気なのが「ふぐ料理」や「すっぽん料理」！
ふぐ料理は刺身や唐揚げ、鍋など多彩に楽しめ、本格ふぐ料理店として知られています☆
アクセス：那覇空港から車で約10分
フグと合わせて楽しみたい
沖縄の海鮮グルメ
沖縄はフグだけでなく、海ぶどう、島魚、マグロ、車えび、夜光貝など海鮮王国としても知られています☆
食べ比べを楽しみたい人に向けて、フグと並んで人気の高いグルメやおすすめの組み合わせを紹介します。
沖縄ではすっぽん料理も人気
沖縄ではフグに並んで「すっぽん料理」も人気です。フグよりも濃厚な味わいで、沖縄ならではの高級グルメとして選ばれています◎
近年では、パイナップルを飼料に使って育てた「パインすっぽん」が話題に☆
パイナップル由来の酵素やビタミンによって、肉質がやわらかく臭みが少ないのが特徴です。
おすすめの味わい方
フグは淡泊で上品な味わいが魅力で、マグロや海ぶどうなどと組み合わせることで、食の幅が広がります♪
てっさと沖縄海鮮丼を食べ比べたり、ふぐ鍋と島魚の刺身を組み合わせたりすることで、沖縄の豊かな食文化を堪能できますよ。
島野菜と合わせた鍋料理や、シークワーサーを使った爽やかなポン酢で食べるてっさなど、沖縄らしいアレンジも楽しめます♪
↓沖縄のグルメ特集記事はこちら↓
沖縄のフグに関する
よくある質問（FAQ）
特に南方系のフグは毒性が強く、安全のため観察だけにとどめましょう。
釣れたら必ずリリースしましょう。
地元の人が通う店ではアバサー汁など沖縄独自の料理が楽しめます。
まとめ
沖縄は透明度の高い海と豊かな自然によって、多種多様なフグが生息する日本屈指の海域です。
観察や釣りで楽しめるフグから、プロが調理する安全なふぐ料理まで、旅行者にとって魅力が満載☆
ぜひ、フグの種類や特徴を知って沖縄の海とグルメを楽しみましょう！
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