沖縄本島でレンタルバイクを借りて観光！おすすめスポットと回り方完全ガイド
目次
沖縄本島でレンタルバイクをして巡ろう！
沖縄本島は、1年中温暖な気候のためバイクで観光巡りをしてみたいという方が多くいます。
自転車よりスピード感があり、車より小回りが効いて気軽に乗れるバイクは、レンタルバイクを利用することで、旅行中の有効な移動手段にすることができます。
今回は、沖縄でのレンタルバイクについてまとめてみました。
ちょっとした遠出の観光や海岸線をバイクで走りたいという方は、ぜひこちらを参考にレンタルバイクの利用を考えてみてください。
沖縄本島でレンタルバイクする魅力とは？
南国の香りや絶景の海岸線を思いっきり堪能できる移動手段であるレンタルバイクは、沖縄で人気の移動手段です。
友人同士やひとり旅で利用する方も多く、自由気ままな観光体験ができる移動手段として利用されています。
それ以外にも沖縄でレンタルバイクをする魅力は、いくつもあります。
そこで、沖縄本島でレンタルバイクを利用する魅力をまとめてみました。
沖縄でレンタルバイクを利用する利点を知りたい方やレンタルバイクを利用してみたい方は、参考にしてみてください。
絶景のドライブコースが豊富
両サイドが美しい海に挟まれたドライブコースやサトウキビ畑が広がる場所など、バイクを運転しながら堪能できる絶景があるのが沖縄です。
沖縄の風を感じながらスピード感のある移動ができる乗り物のため、絶景が次々と目に入ってくることでしょう。
車より小回りも効くため、気になる場所があれば安全な場所で停車して絶景を眺めることも可能です。
南国の植物がずらりと並ぶ場所では、ちょっとした海外気分でバイクを走らせることもできます。
沖縄は、まさにバイクに似合うロケーションがある土地といえるでしょう。
自然と歴史・沖縄の文化が溶け合う観光スポットが豊富
沖縄には、自然と歴史・沖縄特有の文化が溶け合う観光スポットがいくつもあります。
自然と歴史に関する観光スポットは、琉球王国時代の名所や戦争に関する観光スポットが多く、日本の歴史を肌で感じる体験が可能です。
沖縄特有の文化に関する観光スポットは、昔ながらの沖縄文化のほかに米軍基地があるため、アメリカの文化が入り混じった場所もあります。
古き良き日本の文化とアメリカ文化や中国の影響を受けている文化などもあり、多種多様な観光スポットを楽しめるでしょう。
アメリカンなバイクでアメリカの風景のような場所でツーリングを楽しめる点でもおすすめです。
島の郷土料理を楽しみならドライブできる
小回りが効くバイクは、気になるお店があればすぐに引き返してお店に入ることも可能にしてくれます。
ガイドブックに載っているお店も魅力的ですが、バイクを走らせていると沖縄市民が通うような地元民に人気のお店に出会うこともあるでしょう。
島の郷土料理を堪能しながらドライブを楽しむといった、観光巡りも気軽にできます。
車では行きにくい場所も多くある沖縄なので、バイクでの移動は快適です。
沖縄本島のレンタルバイク利用方法
沖縄でのレンタルバイクの魅力を知ったところで、レンタルバイクの利用方法をご紹介します。
気になる料金形態や利用の際の注意点などもまとめてあるので、沖縄のレンタルバイクを利用する方は、参考にしてみてください。
レンタル時に必要な書類などもあるため、レンタルバイクを利用したい方は準備しておくのを忘れないようにしましょう。
レンタルバイク店の探し方
レンタルバイク店を利用する際には、インターネットで検索して予約する方法と直接店舗に訪れてレンタルする方法があります。
グーグルマップや検索サイトからお店を探し、ネット上で希望日にレンタルするのが1番手軽な方法といえるでしょう。
最近は、空港までバイクを運んでくれる会社も多く、バイクを返す時にも空港での返却が可能です。
到着してすぐにバイクに乗りたいという方は、インターネット予約をしてレンタルするとスムーズにバイクをレンタルできます。
口コミや料金などを比較して、自分の都合がいい場所でレンタルできるお店を見つけてみてください。
直接店舗に訪れる方法は、お店に行ってレンタルする方法です。
観光スポット周辺には、レンタルバイクのお店がいくつもあることも少なくありません。
天候が心配な方は、当日にお店に訪れてレンタルバイクの申し込みをするのも良いでしょう。
必要な書類があれば、すぐにバイクをレンタルできます。
しかし、繁忙期やサマーシーズンは、予約がいっぱいでレンタルバイクの空きがないという可能性もありますので、注意が必要です。
繁忙期は、天気予報を参考に事前予約するのがベストといえます。
必要な書類の用意
レンタルバイクに必要な書類は、有効な運転免許証（運転する方全員分）です。
またレンタル当日に同意書や契約書を書く必要があるため、そちらもレンタル会社に提出します。
原付バイクであれば普通免許でレンタルできますが、そのほかのバイクをレンタルしたい方はそれに準じた免許証が必要です。
普通免許はあるけど大型バイクの免許を持っていない方は、原付バイクをレンタルして沖縄観光を楽しんでください。
また、バイクの免許を取得して1年未満は、2人乗りができません。
カップル旅行などで2人乗りをする場合は、バイク免許を取得して1年以上経ってからトライしてみてください。
料金について
レンタルバイクの料金は、多くの場合クレジットカード払いになっています。
現金でレンタルできる場合もありますが、クレジットカード払いのレンタルショップの数が多いのが現状です。
レンタルするバイクの種類やレンタル時間によって料金が変動するため、沖縄旅行の前にどのぐらい料金がかかるのか調べておきましょう。
アメリカンなタイプのバイクやスポーティなバイク・可愛い原付やビッグスクーターなど、さまざまな種類のバイクがレンタルできます。
自分の乗ってみたかったバイクに乗れるかもしれませんので、どんな車種があるかあらかじめ調べておくと良いでしょう。
レンタルバイクで巡り方のポイント＆注意事項
ここからは、レンタルバイクで沖縄を巡る際のポイントや注意点をご紹介します。
一般的な交通ルールを守ることは当然ですが、沖縄ならではの注意点も多いです。
開放的な気持ちになる南国リゾートの沖縄ですが、以下の注意点をよく読んでトラブルのない旅行にしてください。
観光で訪れている身だからこそ、いつもより慎重な運転を心がけましょう。
バイクの駐車場に注意する
沖縄はレンタカーを使用する方が多く、車の駐車場はあるけどバイク専用の駐車場がない観光スポットも多いです。
無料の駐車場では、車の駐車スペースにバイクを駐車する方も多いですが、コインパーキングなどには駐車できない場合があり、困り果てるといったこともありえます。
大型バイクを駐車できるコインパーキングを事前に調べておくと、街中の観光などで役立つのでおすすめです。
有名なバイクの有料駐車場をいくつか挙げておきますので、参考にしてみてください。
- 沖縄県庁の地下「県民広場地下駐車場」
- めぐみ駐輪場（那覇市）
- 国際通りの希望が丘公園二輪車駐車場（最初の1時間無料）
沖縄の道路事情について事前に調べておく
沖縄の道路事情として注意しておきたい点は、渋滞が多く、バス専用レーンがあったり、中央線の位置が時間によって変わったり、といったことです。
ほかにも、石灰石でできた道路は雨などで濡れていると滑りやすく、ヤンバルクイナなどの貴重な動物が飛び出してくることもあり、注意が必要です。
バイクは、滑りやすくこけると大怪我をする可能性もあります。
雨が降ったら慎重に運転するか移動手段を変更して、観光を楽しむのが安全でしょう。
交通量の多い時間帯を避ける
土地勘がない観光客は、沖縄の交通量に詳しくありません。
朝の渋滞や夕方の帰宅ラッシュのほかに、イベント開催などで混雑すると渋滞に巻き込まれて予定が狂ってしまうこともあります。
いくらバイクは小回りが効くからといっても、無理な運転をすると事故の原因にもなりかねません。
旅行前に沖縄の交通量について調べたり大きなイベントが開催されてないか調べたりしておくと、渋滞などに巻き込まれないような旅行計画を立てられるでしょう。
沖縄に住んでいる方や詳しい友人や知人がいれば、ぜひ交通量について聞いてみてください。
日焼け対策はしっかりと！
眩しい太陽が降り注ぐ南国の沖縄では、日焼け対策をせずにいて火傷のような症状が出る方も少なくはありません。
曇りの日でも紫外線は強いため、バイクに乗車するときは露出を避けた格好が良いでしょう。
バイク乗車時の日焼け対策として有効なものとしては、日焼け止め・サングラス・長袖のライダース長ズボンが基本に挙げられます。
転んだときの防御にもなるため、暑くてもUVカットのカーディガンなどを羽織るようにしてください。
もちろん、靴もシューズかブーツがおすすめです。
大型のバイクは、エンジンが肌に触れる部分もあり、熱くなります。
火傷をする可能性もあるので、日焼け対策をしながら身を守る格好をするよう、心がけましょう。
安全運転を心がけて運転しよう
旅先で事故を起こすと、それだけで旅行が台無しになってしまいます。
怪我などをしなくても車両が壊れたりオーバーヒートしてしまったりすると、時間を取られてしまうでしょう。
そういった事態を避けるために、安全運転を心がけてください。
景色が綺麗だからといって運転中によそ見をしていると、危険です。
南国の景色をゆっくり堪能したい場合は、停車して満喫するようにしましょう。
また、予定を詰め込みすぎると急いで移動しなければと無理な運転をしてしまう可能性があります。
旅行計画を立てる際は、時間に余裕のある計画を立てて沖縄の観光を楽しんでください。
レンタルバイクで行くおすすめスポット
ここからは、レンタルバイクで行くおすすめの観光スポットをご紹介します。
観光スポットの特徴や基本的な情報をまとめてあるので、ツーリングで沖縄観光する際の参考にしてみてください。
南国でのツーリングも観光スポット巡りも楽しめる、沖縄ならではの施設ばかりなのでぜひ訪れてみましょう。
首里城
首里城は、琉球王朝時代に建設された真っ赤な外観が印象的なお城です。
教科書やTVなどで見たことがある方も多い観光スポットで、沖縄の古い歴史を紐解く重要な施設になっています。
日本の歴史だけではなく、沖縄（琉球）や中華文化を取り入れた建築仕様になっているため、インテリアや建築の勉強をしたい方にもおすすめの場所です。
火災や戦災を受け何度も復興してきた観光スポットであることから、パワースポットとしても人気になっています。
現在も火災で焼けてしまった部分の再建をしている最中ですが、「見せる復興」として再建している様子を見学できるのも特徴です。
琉球の歴史と文化を学ぼう
今までに5回にわたって火災や戦災に遭っている首里城は、琉球王朝時代に別邸として建てられたお城です。
主に高貴な位の人が別荘として使用していたり中国の使者をもてなす際に利用していたりしたお城で、さまざまな文化が入り混じった建築を楽しめるでしょう。
1945年の戦争時に破壊された首里城は20年かけて再建され、2000年に世界文化財として登録されました。
しかし、2019年に火災が起き、その際北殿が焼失、そのほかの場所もほぼ焼失といった状態にまで追い込まれ、現在は復興作業中です。
観光情報
- 営業時間：9：00〜17：30
- 入場料：大人400円（無料区間あり）
- 場所：沖縄県那覇市首里当座町3丁目1-1
- 定休日：なし
- 駐車場：あり
美ら海水族館
美ら海水族館は、沖縄県北部エリアにある海洋博物館内の水族館です。
美ら海とは、沖縄の方言で「美しい海」という意味になります。
世界の水族館ランキングのトップ10入りするほど充実した内容の展示が多く、年間を通して観光客がたくさん訪れています。
那覇から高速道路を使用して行く必要があるため、原付バイクでは訪れることはできません。
大型バイクであれば、高速を使用して2時間半ほどでたどりつけるでしょう。
周辺の観光スポットも充実しており、ツーリングコースもバラエティ豊かな内容です。
沖縄の海の生き物たちを見に行こう！
この水族館の目玉は、沖縄の水中世界をテーマにした展示です。
太陽の光が降り注ぐ珊瑚の海では、珊瑚の飼育展示を行なっており繁殖の研究も進んでいます。
ジンベイザメや世界初の繁殖に成功したナンヨウマンタが泳ぐ「黒潮の海」の大水槽では、約1万匹の海の生き物が観察できるため、大人から子供まで楽しめる展示です。
美ら海水族館にしかいない生き物や貴重な海洋生物が多く展示されており、沖縄旅行に訪れたらぜひ立ち寄ってほしい観光スポットになっています。
観光情報
- 営業時間：8：30〜18：30
- 入場料：大人2,180円
- 場所：沖縄県国頭郡本部町石川424
- 定休日：なし
- 駐車場：あり
辺戸岬
辺戸岬（へどみさき）は、太平洋と東シナ海に面する岬です。
好天時に22キロも離れた与論島や沖永良部島が見えることもあり、絶景を眺めに訪れる方が多い場所となっています。
周辺スポットに琉球神話に語られている大石林山やヤンバルクイナ展望台もあり、沖縄の大自然を満喫したい方におすすめの観光スポットです。
ダイナミックな景観や厳しくも美しい自然を堪能できる場所なので、那覇から3時間ほどかかる場所なのに多くの観光客が訪れています。
紺碧の大海原で、それぞれの想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
ライダー必見！沖縄最北端の地
こちらの観光スポットは、沖縄最北端の地としても有名な場所です。
ライダーにとっては、バイクで訪れてみたい景勝地としても人気の場所になっています。
岬の中心に建てられている石碑は、アメリカから日本に沖縄が返還された証である「日本祖国復帰闘争碑」です。
アメリカの統治下にあった頃この場所は、日本復帰を願うのろしを上げ、平和を祈る場所にもなっていました。
大自然と日本の歴史を感じる場所になっているので、ツーリングで訪れてゆっくりと過ごしてみましょう。
観光情報
- 営業時間：24時間
- 入場料：なし
- 場所：沖縄県国頭郡国頭村辺戸
- 定休日：なし
- 駐車場：あり
万座毛
万座毛は、断崖絶壁にある観光スポットです。
ゾウの鼻のように見える奇岩があり、SNSのインフルエンサーや写真愛好家などから人気の場所になっています。
崖の上は広い野原になっており、休息スポットとして利用するのもおすすめのスポットです。
この場所は、かつての琉球王が「万人を座するに足る」と絶賛したことから万座毛と呼ばれるようになりました。
ここから眺める景色を見た琉球王の気持ちを想像したり、日頃の喧騒を忘れて過ごしたりできる点でもおすすめです。
絶景の展望台
2020年に完成した「万座毛周辺活性化施設」は、お土産屋さんや飲食店を併設した展望台になっています。
この施設の展望台を利用する際は、料金が必要となるため、ご注意ください。
1Fはお土産スポット、2Fが飲食スペースとテラス、そして3Fは展望台となっており、美しい絶景が拝めます。
トイレなども使用できるため、ツーリングの休憩スポットとしても重宝するでしょう。
観光情報
- 営業時間：8：00〜19：00
- 入場料：大人100円
- 場所：沖縄県国頭郡恩納村恩納
- 定休日：なし
- 駐車場：あり
古宇利大橋
古宇利大橋は、古宇利島と名護市を結ぶ大橋です。
2キロほどの長さの橋で、通行は無料になっています。
この場所から見る沖縄の海が1番綺麗だという方も多い絶景スポットで、橋を渡った先の古宇利島はのどかで観光スポットも多いところです。
橋の付け根には美しいビーチもあり、海水浴を楽しむこともできます。
晴れた日は絶対に訪れてほしい！といわれているぐらい沖縄らしい絶景が広がっている場所のため、人気です。
絶景を見ながら橋の上をツーリングしてみよう！
晴れた日に古宇利大橋をバイクで駆け抜ける爽快感は、多くのバイカーの憧れです。
両側にはエメラルドグリーンの海が広がり、真っ直ぐな道の先には島が見えます。
古宇利大橋は、どこを切り取っても絵になる風景の中を走る喜びを味わえる場所であるため、ぜひ訪れてみてください。
橋の上は停車禁止になっているため、写真を撮影したい場合は橋の手前か古宇利島側から撮影しましょう。
観光情報
- 営業時間：24時間
- 入場料：通行無料
- 場所：沖縄県今帰村
- 定休日：なし
- 駐車場：あり
まとめ
普段バイクを運転しないという方でも気軽に運転できる原付バイクは、沖縄の自然を全身に感じられる移動手段です。
自転車よりもスピードがあり車より小回りが効く乗り物なので、旅行の機会にぜひ乗ってみてください。
普段から大型バイクに乗り慣れている方は、バイク周りのグッズを旅行に持って行くと重宝します。
スマホホルダー・ミニ工具・インカム・グローブなどは、レンタルショップにない可能性もあります。
旅行前にレンタルバイクショップに直接問い合わせてみるのもおすすめなので、ぜひ事前に調べておきましょう。
